IT活用セミナーの講師として講演しました!
12月18日、県南技研主催のIT活用セミナーにて、一般社団法人デジタルラボ一関の荒牧健斗が「一関市内のDXに関する現状とその課題」をテーマに講演を行いました。
会場には多くの地域企業の事業者が集まり、参加者同士での情報共有や積極的な質問が行われ、地域企業のDX推進への関心の高さが伺えました。荒牧は具体的な事例や図表を活用し、現場で直面する課題とその解決策についてわかりやすく解説。セミナー後には活発な意見交換が行われ、「自社でもDXに取り組みたい」との声が多く聞かれるなど、DXへの理解と意欲が高まる機会となりました。
DX推進に必要な考え方
DX(デジタルトランスフォーメーション)は単なるIT導入に留まらず、業務効率化や経営戦略の変革をもたらすものです。そのためには以下のような準備と考え方が不可欠です。
- コンピュータができることを理解する:IT技術を適切に活用するためには、基本的な仕組みを理解することが重要です。
- 業務全体を把握し、常にアップデートする:現状を正確に捉え、変化に対応する柔軟性が求められます。
- 部署間や業務間の垣根を越える:企業全体が一丸となって取り組む体制を構築する必要があります。
これらを実現するためには、地域の特性に根ざした支援体制が求められます。
デジタルラボ一関の役割
デジタルラボ一関では、一関市内の事業者が直面する課題を解決するため、以下の取り組みを実施しています:
- ヒアリングと課題解決の提案:企業ごとの現場状況を深く理解し、効果的なDX導入計画を策定。
- ITリテラシー向上のサポート:従業員が新しいツールやシステムを使いこなせるよう、丁寧なトレーニングを提供。
- 簡易かつ効果的なツールの導入:コストを抑えながら効果の高いツール(例:Googleスプレッドシートなど)を提案し、運用を支援。
- 継続的なフォローアップ:導入後も定着を支援し、効果が持続するようサポート。
デジタルラボ一関は、地域のDX推進を支える「町医者」として、企業が抱える課題に寄り添いながら、IT活用のハードルを下げる取り組みを続けていきます。